経堂日々の日記

最近気に入ったもの、世田谷区経堂のお店、不思議体験を書いています。

家をさがすということ

家さがしは骨がおれる。

一人暮らしの時から、いろいろな物件を見てまわっているが、どんな人も自分にあった部屋選びにはだいたいこの要素で検討をするだろう。

家賃、住居周辺環境、建物の素材、間取り、居住階、規模と総戸数

家賃は言うまでもないが、住居周辺の環境は生活の利便性に関わるし、規模と総戸数は住み心地に関わってくる。 建物の建材は、鉄筋コンクリートなのか鉄骨なのか木造なのか、その種類によっては住居階の選択も重要だ。 経験的に鉄骨は木造より音が伝わるのではないかと思う。ドアの開け閉め、生活音が気になる人には薦めたくない。 賃貸か、購入かでも建物や居住空間の質が異なるだろう。

しかし、どんなに良いと思って選んだ物件であっても、思いがけない事態をしばしば経験する。 近くに飲食店のない、静かな住居環境であっても、下水の関係か夏になると特大のGと道をともに歩き、ある時には家の前で待たれたりした経験がある。 また、日当たり、風通しの良い角部屋物件であっても、鉄筋コンクリートの最上階で、夏の暑さ、冬の壁汗によるカビあるいは畳の隅にきのこが生えるといった経験をしたことがある。 または厄介なことに、隣人や上階の方の生活音に悩まされるといったこともあった。

結局、家さがしには住んでみないとわからない、という、変な運のような要素があると思う。

何でそうなのかを考える時、不動産にある、どうしようもない貧富の格差を感じてしまうのである。